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タナ障害

■ 症状・部位 
 ・膝の痛み
 ・運動後、膝が痛む

■ 病態      
 膝関節は関節包という袋に包まれており、関節包には関節腔という空間があります。関節腔内は関節液で満たされており、滑膜ヒダという膜のような隔壁で空間を仕切られています。
 滑膜ヒダには3種類あり、このうちの膝蓋内側滑膜ヒダは、CTやMRI、関節鏡によって膝の内側の壁に棚のように観察されるので、タナ(棚)と呼ばれています。タナはすべての人にあるわけではなく、健常膝の50%にあると言われています。
 タナは病的な組織ではなく、タナそのものが疼痛を引き起こすことはまれです。
 軽微な外傷などが誘因となって引っかかり感や疼痛が出現することがあり、そうなると治療の対象になります。膝関節内にほかのトラブルがあり、その炎症が膝全体に及んでタナにも炎症が起きるといったことがほとんどです。



■ 当院での治療
  基本的には保存療法となります。
  @生活指導、A運動療法、B薬物療法


■ 当院でのリハビリ
 リハビリでは、可動域訓練に加え、ストレッチや大腿四頭筋の筋力強化等を行い、再受傷予防に努めます。

<筋力強化>

 
<ストレッチ>



 怪我をした直後には膝関節の外側(内側)への鋭い痛み、歩行困難感などがみられ、数時間後には膝周囲に腫れや熱感などの炎症症状が出現し始めます。受傷初期の炎症症状に対してはRICE処置(Rest(安静)、Ice(アイシング)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上))が有効です。


 その他、各個人に合ったリハビリを行ってなっていきます。


■ 参考文献
 1)安藤邦彦、他:整形外科ナースのためのお悩み相談室.整形外科看護 6,19,2014,86-90
 2)超わかりやすい整形外科疾患ノート下肢編.整形外科看護5,19,2014,34-39